毎度のこれ

年初来自分資産:+3.412%

FPGが大幅上昇しましたが、売りポジションの利益も減ったため、全体としては微益でした。

NISAの主力であるコムチュアが2000円を回復し、なかなか嬉しいです。
株主優待の導入はまだかな。

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イスラム国の人質に対して
「自己責任」
と突き放す人たちは私は冷たいと思います。
「自己責任」
で話が済むのであれば、国家や社会などという存在は必要ありません。

例えば、
「スノボで遊んでいて、転倒して怪我した」
という事象が発生したとき、
「自己責任」
で解決するのであれば、転倒して怪我したのは自己責任なのだから、怪我したまま下山は全部自分でやれ。
救急車なんか呼んで、救急隊員の人たちを煩わせるな。
治療費に国民保険などを使うな、全額自己負担だ。
となると思います。

また、数十年に1度大地震が発生し、津波で家が流されることが分かっている地域に住んでいた人たちは自己責任なのだから、
被災地を税金で復興させる必要はないという事になります。

また、原発を爆発させたのは管理していた東電の自己責任だから、東電に任せておけば良い。
原発対策に国がしゃしゃり出て予算を使う必要などない。
原発周辺地域住民が危険な目にあっているのも自己責任。憲法で居住移転の自由が保障されているのだから、さっさと引越せば良い。
引っ越す金がないのは、今まで貯金を怠っていた奴の怠慢であり、自己責任。
居住先に仕事がない?仕事なんか探せばいくらでもあるんだ、甘えるな。
本当に仕事が無いのであればそれはそいつの能力が無いのだ。
仕事に就くための自己研鑽を怠っていたそいつの自己責任。
この理屈が成り立ちます。

自己責任論者は現在の人質問題に対して、なぜ自己責任論を唱えるのかというと、私の考えでは
「人質が2人だから」
だと思います。
人質が1万人や10万人だった場合、今の自己責任論者は本当に「自己責任」で済ますのか見物です。
多分自己責任では済まさず、
「日本政府は救出に全力をあげろ」
と主張するのではないでしょうか。

ちなみに私は人質救出のために2億ドル支払うべき、と言っているのではありません。
2億ドルは支払わない方向で、日本政府として自国民を救出する方法を検討すべきだと言っているのです。
もちろん日本政府は現段階では検討しているようですが、湯川さんがイスラム国に捕まったなんていう情報は、昨年の秋ぐらいにはもう分かっていたはずです。
そこから何の手立てもうっていないから、今のややこしい状況になったのでしょう。