今日のニュースで気になったのはこのニュース
「国債先物は続伸で引け、長期金利9年8カ月ぶり0.670%に低下」
ニュースの解説では
・イタリアの政局不安によるリスク回避(安全資産である日本国債の買い)
・日銀による買いオペ期待(日銀が国債を買うので、その分日本国債の価格が上がる)
を長期金利低下の主な原因として挙げています。
おそらくニュースの解説は正しいのですが、ニュースで挙げられていなかった原因もあると思います。
それは、
「日本でインフレなんか起こらない」
という市場の想定です。
インフレ期待が高まると基本的に長期金利は上昇します。(その理由の解説はこちらの日銀のサイト )
また、金利は資金需要の強さを表すという事を踏まえると、長期金利の低下は、民間の(設備投資等の)資金需要が国内には無いということも考えられます。
この考えを裏付けるニュースがこちら
「需要不足15兆円 10~12月年換算、内閣府試算」
ということで、今のところ日本は供給過多の状態で誰もお金を使いません。
インフレになって消費税が上がることを考えると、今後はさらに使わなくなるでしょう。
ですので、市場のお金は金融緩和期待があるにも関わらず、リスク資産や設備投資(民間部門)ではなく国債へお金が行っているわけです。
脱デフレは遠いようです。
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「国債先物は続伸で引け、長期金利9年8カ月ぶり0.670%に低下」
ニュースの解説では
・イタリアの政局不安によるリスク回避(安全資産である日本国債の買い)
・日銀による買いオペ期待(日銀が国債を買うので、その分日本国債の価格が上がる)
を長期金利低下の主な原因として挙げています。
おそらくニュースの解説は正しいのですが、ニュースで挙げられていなかった原因もあると思います。
それは、
「日本でインフレなんか起こらない」
という市場の想定です。
インフレ期待が高まると基本的に長期金利は上昇します。(その理由の解説はこちらの日銀のサイト )
また、金利は資金需要の強さを表すという事を踏まえると、長期金利の低下は、民間の(設備投資等の)資金需要が国内には無いということも考えられます。
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「需要不足15兆円 10~12月年換算、内閣府試算」
ということで、今のところ日本は供給過多の状態で誰もお金を使いません。
インフレになって消費税が上がることを考えると、今後はさらに使わなくなるでしょう。
ですので、市場のお金は金融緩和期待があるにも関わらず、リスク資産や設備投資(民間部門)ではなく国債へお金が行っているわけです。
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