20年前のクルーグマンの本
スマホの普及によるGoogleの台頭やクラウド技術が無い時代に書かれた本なので、評論内容が古い記述が散見されるが、本質的な部分は今でも通用すると思われる。

「輸送・通信技術の進歩によって・・・多国籍企業にとって新興国への投資が進み・・・新興国との低賃金労働者との争いが非熟練労働者の賃金上昇を抑えている」などという言説はまことしやかに見える嘘だと、数字を挙げて述べているなどなかなか面白い。

この本を読んだからといって経済学が分かるということにはならないし、相場の先行きが見通せるようにもならないが、
ものの見方は広げてくれる本である。