銀行員時代にクソだった事を思いつくままに書いてみます。
もちろん私の勤務していた銀行に限る話もあると思います。
・勤務時間が改ざんされる
タイムカードなんていうものはなく、紙の勤務時間管理表に課長や部長が勝手に勤務時間を記入(違法)
たまに支店単位で労働基準監督署が入り、未払い残業代をキャッシュバックされるというイベントが不定期に発生する。私がいた店では私の在籍期間中にキャッシュバックイベントは発生しなかった。

・昼休みが規定通りに取れない
コンプライアンス!伝票の書き方も社内規定通りにやれ!などと社内規定は絶対に守れという風潮なのに「昼休みは1時間とする」という社内規定はスルー。「なぜ1時間も昼休みを取るのか?」と先輩に言われた時に、私は「規定に書いてあります」と答えたら先輩は呆れ顔をしていた。
なぜ先輩が呆れていたのか私には理解できない(アスペ)

・昼休み中に仕事をするように命じられる
私のやってた出納業務は店舗外ATMコーナーも担当するため、昼休みに店舗外ATMコーナーの電球交換とかもしていた。
電球は支店のあるビルの管理会社(銀行の子会社)にもらいに行くのだが、そこのビルメン達は暇そうに漫画読んでたりする。そして面倒くさそうに電球を渡してくる。マジで苛ついた

・強制的に地域ボランティアに参加させられる。
もちろん無給。クソ。地元の祭りの踊りの練習を業務後にさせられたりする。
練習時間は定時後の18時〜とかなのだが、支店の課長などはもちろん残業で、踊りの練習に行く連中(新入社員や若手行員)が真っ先に退社することになる。
その時に「お前らこんな時間からダンスの練習か、お気楽だな」などの嫌味を言われる。

・古い企業のため、昭和30年代の規定が生きてたりする
私の職場で生きていた古い規定は「当直は4500円」という規定
休日に8時間当直室に詰めさせられて4500円。最低賃金を下回っている。
規定が出来た当時は妥当な金額設定だったのだろうけど。
この規定については最低賃金を下回っていると労働組合を3年ほど突っついたらさすがに無くなった(突っついたのは私だけではないと思うが、それでも廃止に3年かかるのは頭おかしい)

・給料が安すぎる
私の時は大卒初任給はメガバンクだろうが17万4000円とかそんな感じ
改善されたが、それでようやく大卒初任給20万とか。役職付いたら一気に高くなるがそれでも大手メーカーよりは、、、、

・ノルマがクソ
前回書いたように私は出納業務(バックヤードでのレジ打ちみたいなもん)を行っていて、預金客との接点など全くないのに、定期預金○百万円、カードローン○件等のノルマが課せられた。もちろん全くやる気なく未達成。

・上司や先輩に「後輩を育てる」という意識が無い
大学卒業したてで何も分からないのは当たり前なのに、「これが銀行の常識だよ。大卒なのにこんなことも分からないの?」みたいな事を言われる
また私の場合、出納機械(レジのような機械)の刷新が行われ扱いに戸惑っている時に「なんで分からないの?」などと言われたことがある。「あなたはマニュアルも読まず、触ったこともない機械の取り扱い方が分かるんですか?」と言いそうになった。言えば良かった

・有給休暇が取りにくい
有給休暇は真にやむを得ない時に取るという風潮。
ただ、銀行の規定にある「年に1回、5営業日連続で休暇を取ること」というのは守られる。
有給休暇明けは、もし旅行に行った場合はお土産を課員に配りながらお礼を言うのが銀行員の常識(私はしなかった)
なお、旅行に行ってない場合でも「お休みいただきありがとうございました」というのは銀行の常識

・クソの役にも立たない銀行業務検定を取る
銀行業務検定協会みたいなクソ天下りっぽい協会主催の何の役にも立たない検定試験を日曜日にわざわざ受けに行く。受かるとポイントが蓄積され、そのポイントが貯まらないと絶対に昇格しない制度。試験自体は得意なので落としたことは無かったが試験に価値はない。履歴書にも書けないと思う。

・謎の文化
銀行主催の研修参加後は課長や課長代理に「研修に行かせていただき、ありがとうございます」と言うのが銀行の常識。会社命令で研修を受けるのだからありがとうもクソも無いと思うのだが。
なお、研修行く前に「仕事ほっぽらかして同期とワイワイお勉強しに行くのか、いいご身分だな」みたいな嫌味を言われる。

・労働組合がクソ
組合専従員はほとんどの場合、ワケありの仕事が出来ない人がやっている。
そのため非常にぬるく精神力も弱いため経営陣とマトモにやり合うなんて事はほぼ無い。いわゆる御用組合。
「オルグのため」と抜かし組合費で定期的に自分たちの行きたい店で飲み会を開いている。
やらなくてもいいスポーツ大会を、組合費を使って日曜日に開催してくれる。もちろん強制参加。交通費も昼飯代も自腹の場合が多い