前回の記事ではHuawei Fitの良い点を書きましたが、今回は不満点です。

・万歩計の精度がむちゃくちゃ
これは腕時計型なのでしょうがないのですが、腕が動くと万歩計の歩数がカウントされます。
家の中でちょこちょこ動いたり、家事をするだけで計測結果が1000歩を超えたりします。
また、私はボールジャグリングが趣味で腕をよく動かすのでその分も歩数としてカウントされます。
という事で万歩計機能のカウントについては全く信用できません。
歩数ではなく、「何らかの行動を行った目安の数字」としては使えると思います。

・トレーニングのメニューが少ない
トレーニングメニューとして、純正アプリのHuawei Wearには「ランニング」、「ウォーキング」、「サイクリング」しか用意されていません。
製品自体は防水を謳っており水泳に使う事も可能とアナウンスされていますがなぜか水泳メニューがありません。
まぁ、5気圧防水では本格的な水泳に使うのはリスクがあるのであえて水泳は推奨していないのかもしれません。
また、筋トレのメニューもありません。
ただ、これには解決策があります。
Huawei WearアプリをGoogle Fitアプリ、またUnder Armorのアプリと連携することでそれぞれのアプリが対応しているさまざまなトレーニングに対応することが可能です。
なお、Under ArmorアプリとHuawei Wearアプリの直接の連携は無理なので
Huawei Wear⇔Google Fit⇔Under Armor
とGoogle Fitアプリを介しての連携になります。

・時計機能での不満点
スポーツ用のガジェットなのにストップウォッチ機能がありません。これはちょっとどうかなと思いました。
また、時計は秒単位で時刻を表示してくれますが、それはHuawei Fitの表示がアクティブの時だけ。
腕を動かしていないと省電力モードになり秒単位の時刻を表示してくれなくなります。 

・Android Wear非対応
ウェアラブル端末なのにAndroid Wear非対応はちょっとどうかなと思いました。

・見た目が時計なので他の時計と一緒に腕に装着するのは不可能
例えば、Fitbit Flex2であればリストバンド型なのでお気に入りの時計とFitbitを両方腕に装着することは可能です。例えば、ストップウォッチ機能付きのスポーツウォッチとFitbitの併用とかもできるわけです。
Huawei Fitではそのような事はできません。
もちろん無理をすれば片腕に時計2つ装着することは可能ですが、そんなことをしたい人間はいないでしょう。


以上が主な不満点になります。
ただ、私個人はフィットネス端末について
・睡眠のログをきちんと取ってくれる
・心拍数が正確であること
を重視しているので上記不満点は特に問題とは感じていません。
ただ、マラソン大会を目的としたレベルの高い市民ランナーなどにはちょっと物足りないかもしれません。


本日ベルトをブラックに交換しました。
参考画像としてオレンジベルトの画像、ブラックベルトの画像を貼っておきます。



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