パスカルの賭けとかいうヘンテコリンな命題があります。
神が存在するかどうか、7人生を賭けたギャンブルをしようというものです。

パスカルの主張はこう
1.信仰するand神が存在する場合:無限大の幸福が得られる(ただし死後の世界で)
2.信仰するand神が存在しない場合:教会とかに通う時間や寄付金でちょっと損する(現世利益が少しマイナス)
3.信仰しないand神が存在する場合:無限大の損失(ただし死後の世界で)
4.信仰しないand神が存在しない場合:教会とかうざいものに関わらないですむ(現世利益が少しプラス)

神が存在する確率が0であるとは誰も証明できない。
だから、神が存在する確率が非常に微小であっても、神を信仰し無限大の幸福を得る選択(上記選択肢1)を行った方がいかなる場合でも賢明な判断(期待値を最大化させる判断)だという。

では、ここで思考実験をしてみましょう。
日本の年金の運用において、以下の運用指針が決定されました。
あなたは賛成ですか?
運用方針:年金運用は100%コールオプションの買いで運用する

上記運用指針におけるシナリオは以下の通り

最大損失:元金が全部なくなる
最大利益:無限大
さて、無限大の利益が出る可能性が0だとは誰も証明できません。
ですから、利益が無限大となるシナリオが実現する確率が非常に微小であっても
「年金運用は100%コールオプションの買い」
という選択肢に賛成することは、いかなる場合でも賢明な判断(期待利益を最大化する判断)だ、ということになります。


結論:
年金運用はコールオプションの買い100%でやるべき。

上記議論がむちゃくちゃなものであることは誰でもわかると思います。
これと同様にパスカルの賭けという命題もむちゃくちゃなものです。
「神がウンタラ」などと抜かす連中はまともに相手をしないようにしましょう。


結論:
神を語る人間の相手はしない。