インデックス投資で1億円達成者がどうたらこうたら、でちょっと盛り上がっている事に関する記事です。

インデックス投資で1億円を達成したという記事について私が思ったことは
1:1億円を達成させた、ブログ主とその妻の労働によって投資に回すことができるキャッシュフローはすごい(年間数百万円!)
2:トータルリターンが9年で28%はしょぼい(もちろん預金オンリーよりはすごい)
です。

ブログ主の投資の内訳を見たほとんどの人は、私と同じことを感じると思います。
「インデックス投資で金持ちになった人はいない?」というタイトルとその記事の内容はちょっとインデックス投資を礼賛していて釣りくさいですが、ブログのアクセスを集める目的でつけたタイトルや内容としては普通だと思います。

ただそれだけの事なのですが、件のブログのコメント欄は大盛り上がり!
他のインデックス投資家のブログやインデックス投資以外の投資ブログでも取り上げられるほどの盛り上がりになりました。

私なりにコメント欄や他のブログ記事を追っていくにつれ、私は以下の考えに落ち着きました

件のブログは
「インデックス投資で1億円達成という表現は少々語弊がありました」
というコメントさえあげれば済むところに、ブログ主とは別の宗教くさいインデックス投資家が湧いてきて、
「ライフスタイルがどうたらこうたら・・・」
「1億円という結果は本質ではない」
とかわけのわからないコメントをまき散らしていきました。
他のインデックス投資家も
「インデックス投資を継続しているということが尊敬に値する」
とか、さっぱり的外れな内輪同志のインデックス投資礼賛に終始していました。
どうやらインデックス投資家の間では
「結局はインデックス投資が俺たちのナンバーワン!」
「ほかの投資手法の奴らは相手にしない(正当な疑問にも、とにかくインデックス投資は俺たちにとってはすばらしいんだ、という答えで済ませる)」
が結論のようです。
それを見て私は
「インデックス投資家たちの自己肯定と排他性が宗教的に強すぎてキモい」
と思いました。

もちろんインデックス投資家のすべてが宗教的な人たちばかりではないのでしょうが、ちょっとインデックス投資家の人たちとは議論したくないなと思いました。

ちなみに私はインデックス投資にある程度の合理性は認めています。
ただ、自分では今のところやりたくないというだけです。
もしかしたらいつの日かインデックス投資をやるかもしれません。
ただ、インデックス投資と一言に言っても
「アセットアロケーションとリバランス」
という非常に難しい問題があります。
これを突き詰めると、結局インデックス投資というのは
「コストの安いファンドを自分なりの考えで組み合わせを行い、自分なりにリバランス(売買)を繰り返すファンドオブファンズに分類されるアクティブ投資」
だと感じています。
コストという優位性を考えれば、むしろ個別株とかのほうが有利です。

件のブログ主はアクセスが集まって、結果的にあのブログ記事を書いたのは大成功と言っていいでしょう。


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