週に一度は中国の金利情勢をチェックしているのですが、最近は中国の長期金利が低下しています。(中国の金利はこちらのリンク から)

一般的に長期金利の低下は、
1:資金需要の低下(投資の減退)
2:資金供給の増加(金融緩和)
によって発生すると考えられます。
現在の中国は理財商品の問題などもあり、政府が市場に資金供給を行っています。
ですので、長期金利の低下原因として、上の2番の理由があてはまると考えることが可能です。
しかし、数か月前に新聞を騒がした理財商品の騒動において、中国政府が資金供給を行ったときは短期金利が低下しました。
今回は短期金利ではなく長期金利が下がったということで、今までの動きと若干違います。
ということは1番の「投資の減退」が今回の長期金利の低下理由とも考えられます。
私の個人的な考えでは
「中国は景気後退局面にある」
です。
試しに「中国 景気」というキーワードでGoogle Newsを検索してみると、

中国、景気刺激策による改善ほぼ皆無
中国の7月経済指標は一段の景気減速を示唆、追加刺激策も

とのニュースが目に入りました。
もちろん中国政府が黙って景気後退を容認するとは考えにくいので、これから中国の景気は持ち直すかもしれません。
ただ、中国の景気後退を視野に入れて、私は買いポジションはそのままに、売りポジションをほんの少しずつ増やしていこうと思います。

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