半年ほど前に「勝ち銘柄を見つけた銘柄スクリーニング条件を公開!」 で公開した株式スクリーニング条件ですが、このスクリーニング条件で見落としている銘柄は数多くあります。

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例えば、
「PBR<=0.7」という条件だけを見ても、相当多くの銘柄をばっさり切り捨てています。
「PBR<=0.7」という条件を大体で説明します。
概念的にはまぁ間違っていないというぐらいの説明ですので詳しいところは財務分析の本を読むなりしていただきたいと思います。

「PBR<=0.7」という条件が意味するところは、
製造業や不動産業などであれば、利益を生むための資産がありますが、株式の価値がその資産の0.7倍以下ということです。
(厳密には「資産-負債」額の0.7倍以下ということ)

つまり「PBR<=0.7」とは、その株式の評価がその企業が有している資産に対して、不当に安いという事です。
この条件自体は割安銘柄を見つけるための条件として、特に問題は無いのですが、
利益を生むための資産を持っている業種である製造業や不動産賃貸業、小売業等にのみ当てはまる条件式です。

それ以外の業種、例えば人材派遣業、ITサービス業は利益を生む源泉としての有形資産をあまり有していない場合が多いです。
極端な話、ITサービス業であれば保有している資産は業務用のPCやOA機器とサーバだけで、オフィスやその他の業務に必要なものは賃貸やリースという事もあり得ます。(下手すればPCやサーバもリース)
そのため、株式の評価が保有資産の4倍以上「PBR>4.0」という場合もあり得ます。
しかし、提供しているサービスの質が高く、大きな利益を出している場合にはPBRの値が大きいからといって
その企業の株式が不当に高く評価されている割高銘柄であるとは言えません。
そのため、私が以前のブログ記事で書いたスクリーニング条件は
ITサービス業や人材派遣業等の有形資産を持たない優良銘柄を見つけられません。
また、株価が5倍超になる急成長株はITサービス業等から生まれる事も多いと思いますので、
私のスクリーニング条件だけでそういった勝ち組銘柄を見つけられるとは到底思えません。

悪く言えば
「割安に放置されている製造業や不動産業を発掘してせいぜい2倍程度のリターンしか達成できない」
条件とも言えます。

急成長銘柄を見つけるためには、有形資産を有していないITサービス業や人材派遣業等に最適化されたスクリーニング条件を考える必要があります。
その場合でも「経常利益/(時価総額+負債額)>=0.1」という条件はある程度は有効だとは思っていますが、、、