インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

2020年09月

表題の本を読んだ。
コンサルの問題点を指摘した本である。
コンサルはよく「フレームワーク」を持ち出して、現場の問題を定型化しようとするが
・一番重要な経営資源は人間である
・働いている人間は個々で違っており、定型化に向かない
・人間は機械ではない

ことから、安易にフレームワークを用いると無用の長物どころか害になるという指摘。
例えば、目標管理制度を用いた人事施策を採用すると
・達成可能な目標しか入力しなくなる
・経営課題の達成より、目標管理シートに記入したKPIの達成が最優先事項になる
など、要するにフレームワークやルールの抜け穴をつく者がいくらでも出てくる。
そうして制度は当初の目的からどんどんずれてくるというお話。

また、「経営課題を解決する」ことが目的であるのに、いつのまにか「フレームワークを活用する」ことが目的になりやすい。というのもコンサルの問題である。
と述べている。


皆さんも会社で実感しているのではないだろうか。

今すぐ使える豆知識、みたいな本ではないが思想として
・人達にどう気持ちよく動いてもらうか
というところを軸とした思想を実感を基に身に着けたいなら良い本だと思う。


福利厚生がGoogle並みでドン引きするレベルだった。

例えばだが、
仕事で使わない、完全に自分用で使うためのプレステを買ったとする。
その購入金額のほぼ全額が会社補助されるとかそういうレベル。
意味がわからない。
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