可処分所得が減っていく日本での投資対象についての記事は「消費者金融」について書きたいのですが、筆が進みません

んで、読書録
地域の数十〜数百世帯程度、もしくは農業協同組合がやる地産地消レベルの事業であれば、地域にある小規模農業用水路や河川での小水力発電で賄える or 売電でまあまあの現金収入が得られる
と言う本
単なる事業化を語るだけの本ではなく、著者の地域愛(田舎好き)のようなものを感じられて良い本
著者の略歴を見ると、おそらくプロセス工学の様なものも勉強していると思われ、
「都市は効率的だが、効率を追い求めると脆弱になる」
「効率性と冗長性はトレードオフの関係」
などの記述がさらっと書かれているが本質を抑えていると思う。
具体例が書かれている小水力発電事業は一筋縄では事業化しなかったような困難な例が多いので誰でもどこでもできるような事業でないことは確か。
過疎地にIターンする若者が昔より増えているという傾向について著者は
「地域こそフロンティアであると、若者が敏感に感じ取っているからでは」と書いているが、一理あると思う。
都道府県別の成長率が総務省かどこかから発表されていたと思うが、ヒトモノカネを集めまくった東京が2%程度の成長率で、香川県とかと同レベルだった記憶。
投資効率性と言う点では田舎の方がフロンティアと言えると思う。