インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

2018年07月

一部企業(半導体関連や人材派遣業)では需要増による好業績から正社員のボーナスが増えて、賃金・可処分所得が上昇しているようですが、
今後の日本のトレンドとして、社会保険料負担の増加、消費増税、円安によるコストプッシュインフレの発生により、サラリーマン世帯の可処分所得は減少すると私は考えています。
そこで、そのような状況になったときにどのような業界が儲かると皆さんが考えているのかアンケートを取りました。その結果が以下の通り。


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1位を獲得したのはシェアリングビジネス。
私もシェアリングビジネスは伸びると考えているので、その根拠というか私の妄想をつらつら書こうと思います。
ちなみに私はシェアリングビジネスは「自動車のシェアリング」を念頭に置いてます。
自転車のシェアリングは中国勢が日本(福岡)参入とかで少しニュースになりましたが、私は今の自転車シェアリングビジネスはあまり儲からないと思っています。単価が安いのと、自転車メンテに結構手間がかかるので。
不動産シェアはよく分かりません。

さて、なぜ自動車シェアリングビジネスが儲かると思っているのか理由を書きます。
私もそうですがサラリーマン家庭が「お金」について考えるときに真っ先に頭に浮かぶのは「節約」です。
そして、家計節約の王道はなんといっても固定費の削減。一口に固定費といっても色々あります。
・家賃等の住居費
・携帯等の通信費
・車両関連費
・習い事、ジム会費、子供の塾などのサービス費
などなど
まず家賃等の住居費を抑えるのは、はっきり言って難しいと考えてます。
賃貸の場合は家賃が安いところに引っ越せば良いのですが、引っ越し費用と引っ越し作業がクソ面倒なので心理的抵抗が非常に大きいです。
ただ、DINKSで荷物が少ないとかなら引越しへの抵抗は少ないと思います。
住宅ローンありの場合は、購入時期にもよりますがよほどの良物件でない限り、手放して引っ越そうにもローンだけが残るということになると思います。
賃貸に出そうとしても空き家リスクは常に伴い、小心者のサラリーマン仮定にはちょっとハードルが高い。
住宅ローンが無い場合でも、心理的に長年住んだ住居を手放すという選択肢は取りづらい。

携帯等の通信費はやりやすいですが、ぶっちゃけ面倒くさいわりに節約効果が少ないと思っています。
またSIMフリーとか、そういう言葉自体に抵抗がある層、理解が出来ていないは想像以上に多いです。
あと、「中国製のスマホって爆発するんでしょ?」「情報抜かれるんでしょ?」とかそういうの。


車両費は、「通勤や趣味や農作業で車を頻繁に使用していて絶対に必須」という層を除いて
自家用車であるメリットは薄いと考えています。
自家用車の運転時間中央値は0.9時間/day、最頻値は0.4時間/dayという調査結果もありますし、自家用車の保有コストを賄えるほど、自家用車を活用している人はかなり少ないと思います。
車は年々ボロくなっていき手放すことへの心理的抵抗は薄れていきますし、車検の時期に「買い替えか、保有継続か、手放すか」という選択を定期的に考えることになるため、自家用車を手放すという選択肢は常に検討されていると思います。
また、手放した時の節約効果が大きいのも車。
自動車税、損害保険、駐車場代という、使わなくても支払わなくてはいけない額が住居費以外の固定費とは比べるまでもなく大きいです。
といことで、固定費削減の向かう先は自動車関連費用になると予想しています。
しかし、完全に車両なしの生活というのも不便ですので、削減した車両費の一部が自動車シェアリングサービスに向かうと考えます。
カーシェアリングビジネスの優れているところは
・基本料金を徴収するので、稼働していない場合でもストック収入が見込める
・単位時間あたりの料金が高めで、利益率が単純なレンタカーより大きいと思われる
と考えます。
で、シェアとかユーザーアクセスとか考えたらTimesカーシェア(パーク24)の一人勝ちかと。
私も今年中に車を手放してTimesカーシェアへの加入を本気で考えてます。
ちなみにTimesカーシェアの車1台当たりの利益額は約14000円という事。
ボロも儲けではないですね。


他の業種である
・激安小売
・消費者金融
・副業支援などのコンサル
についての考えはまた機会があれば書きたいと思います。


2018/6/17に実施された、統計検定2級の試験に合格しました。
合格する実力そのものは多分6年以上前からありましたが、
・統計検定取っても給料上がらん
・統計検定自体がクソマイナー試験
・資格取っても転職・昇進とかに有利にならなさそう
ということで全く受ける気は無かったですが、今の職場では資格受験が大いに奨励されているため受けました。
実際のテストでは凡ミス、まぐれ当たり等もありましたが、多分実力で合格できたと思います。

「どうせ資格取っても給料上がらんし」とは思っていますが、
・何らかのアピールポイントにはなる
・上司や同僚は自分の知識、技能について思っている以上に分かってない
という現実がある以上、役に立たないながらも、もっと早く自分の知識を示せる資格を取っておけば、前職場での評価なりに関係があったのかもな、と思ったりしました。
勉強して結果が出るという報酬サイクルはまあまあ気持ちの良いものだと再確認が出来たので、これからもボチボチ勉強していこうかなと思ったりしてます。
ただ、統計検定2級以上になると知識の貯金だけでは苦しいです。

オンラインで眼鏡、サングラスの試着注文をしたら、自宅まで商品を届けてくれて、無料(※条件あり)で試着サービスを受けれるサービスを利用したので感想を書いてみます。
利用したのはOh My Glassesという眼鏡、サングラスの通販サイト。
会員登録したら、一度に5本まで、5日間試着サービスを利用出来るというサービス。(レビューを書いたりすることで最大9日間まで試着期間を伸ばすことが可能)
試着の現物が届いたらレンズ交換が不可能なサングラスの場合は、そのまま購入手続きをして、そのまま購入可能。
その際に、一度返送して再度注文伝票がどうこうとか面倒くさい手続きは不要。
購入しないものは着払い伝票(商品に同梱されているので、消費者が宛名を書く必要は全く無し)で会社に送り返すだけで、消費者に送料負担はありません。
試着した後にレンズの注文やフレームの調整が必要な場合は、同梱の注文書に記載のうえ、着払いで返送し、調整後の商品を受け取るという流れ。
レンズや調整についての注文書はテンプレ化されているので記入も簡単だと思います。
私は今回プラスチックフレームのサングラスを注文したので、フレーム調整、レンズの注文という手続きはなく、妻の意見を聞きながら購入するものを決めれたのでよかったと思います。
試着商品のテンプル(ツル)の部分にはビニールがかぶせてあるので、衛生面についても気を使っていることが分かりました。

ちなみに試着注文したものを1本も購入しない場合は、試着手数料として540円かかります。
この点についてはどう考えるかは人それぞれですが、私は
「品ぞろえの良い眼鏡店に出向いて試着・購入しに行く交通費や時間を考えれば、540円で5本まで自宅で数日間試着できるなら、非常に安いコストなので利便性は高い」と考えます。

今回は1本、アウトドア(ナマズ釣り)用のサングラスを購入したので試着手数料無料で安いサングラスを買えたのでサービスそのものには満足しています。
購入した商品の型番でGoogle検索すると、さらに安い店舗はありましたが、その場で購入できるという速効性を考えてOh My Glassesから購入しました。
私が今回購入したのはクソ安い商品なので、店舗的には負担した送料とか考えたら大赤字でしょうが、、、
おそらくはフレーム販売ではなく、レンズ販売で儲けるビジネスモデルなのでしょう。
ちなみに実店舗も数店舗存在します。
ネット購入した商品のフレーム調整なども、実店舗に行けば無料で実施してくれるとのことです。


最後に投資ブログっぽく、こういうサービスやこの企業が投資対象になるかどうかだけ適当に考えてみました。
強み
・眼鏡、サングラスを自宅で試着できるサービスは便利なので、このサービスの知名度が高まれば広がっていく可能性は感じた。
・試着商品が気に入ったら自宅からスマートフォンやPCで購入可能&購入しない場合は試着手数料を取られるので、試着注文した顧客の購入率が高いと考えられる。
・試着できる商品の品ぞろえは、ものによってはメガネスーパーなどの同様のサービスより豊富

弱み
・レンズ購入やフレーム調整などは再度送り返して1週間待つなどの手間があり、購入する場合の利便性は実店舗に劣る。
・試着商品の送料負担がバカにならず、利益が出るかどうかが不透明。
大手のメガネスーパーも同様のサービスを行っているので、知名度が相対的に劣るOh My Glassesがどの程度まで消費者をつかめるかは不透明。
・試着手数料、送料負担が小さいので、手数料を払って試着した後にネットの最安店舗で同じ商品を購入するなどの消費者が居ると思われるので、ショールーミング(?)に使われたら大赤字。

以上を踏まえると、投資対象にはならんかなぁと思いました。ただ、サービスそのものは便利でした。
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