インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

2015年06月

年初来自分資産:+56.999%
キャッシュポジションが85%ぐらいなのでほとんど動きません。

ポートフォリオ
2764 ひらまつ
3712 情報企画
2480 システム・ロケーション
3277 サンセイランディック
1357 日経ダブルインバース
順不同

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前編はこちら

質問8:与信管理は中国監査室が行っていたと回答6であったが、
中国事業にかかる調査報告書 (11~12p)を読むと、2012年2月の時点で中国監査室から何らかの対応を取るように報告が上がっている。
そしてその報告について調査を取りやめるよう指示が出ている。
この時点で中国関連の売掛金の危険性について気付いていたのではないか。
回答8:この調査報告書で初めてそのような報告が上がっているのに気が付いた。
申し訳ない。
(個人的感想:調査を取りやめるように指示した人間は背任に問えると思います。というか、役員はこの時点で絶対気づくよね、、、)

質問9:チャイナリスクという言葉が叫ばれている。今回の事案は江守グループだけのものではなく、潜在的にチャイナリスクを抱えているすべての企業の問題だと思う。今後同様の事例が発生するのをを防ぐためにも、洗いざらい何があったのかを話してほしい。
回答9:現在裁判所等を含めて調査中ですので、具体的にはお答えできません。

質問10:なぜ与信管理の不備を指摘できなかった監査役が再任される議案なのか。
こんな事態を招くまで何もできなかった監査役が再任されたとして、一体何を監査するのか。
回答10:厳しいご指摘ですが、今後の債権回収、子会社売却などを公平・公正・迅速に進めていくには経緯を分かっている現在の人選でやっていくのが良いと考えている。

質問11:大株主の名簿から社員持ち株会が消えている。暴落する前に社員持ち株会は株式を売り抜けたのではないか。そうだとしたらインサイダー取引なのではないか。
回答11:社員持ち株会は債務超過となった段階(かどうか聞き逃した)で解散しております。
インサイダー取引にあたらないように細心の注意をもって運営しております。
役員持ち株会も同様でございます。

質問12:江守奨学会が大株主になっており、今回の件で損害を被ったと思うが、江守奨学会の今後の運営はどのようにしていくのか。
回答12:江守奨学会については江守一族の資産を拠出して運営していく予定です。

質問13:今後の債権回収の具体的方法は。
回答13:法的措置、債権回収業者の活用などを考えております。経営再建につきましてはスポンサー等と話あって進めてまいります。

質問14:投資信託も大株主になっているが、今回の件で投信運営会社から訴訟を起こされたりはしていないのか。
回答14:現時点では訴訟の提起はありません。

以上です。
個人的には質問8についてもっとツッコミが欲しかったなと思いました。
きちんとツッコミを入れればボロが出たのではないかと思います。
それにしても江守一族の資産で奨学会を運営していけるというのはなんだかなぁ。

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年初来自分資産:+55.960%


6月26日は本ブログでも再三記事にしてきました、あの江守グループの株主総会があったので出席してきました。

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私は出席する前の江守の株主総会のイメージはこんな感じでした。
↓怒り狂う株主
8025eafa.jpg



しかし、実際に出席してみると上のような人は残念ながらいませんでした。

では適当に時系列で記述してみます。

13:30頃
株主総会の会場である福井商工会議所に到着。
株主総会会場の入り口付近には、NHK福井のスタッフや福井テレビの記者などの姿がありました。
NHKのスタッフが取材交渉をしていたようですが、断られていました。
受付では議決権行使書以外にも身分証明書の提示が必要との掲示がなされていました。
これにキレているおっさん1名以外はみなさんおとなしかったです。
株主総会招集通知に身分証明書が必要な旨は記載されていなかったので、これは江守側に落ち度があると思います。

14:00に定刻通り総会開始。
議長である江守清隆社長から
「民事再生ということになって株主の皆様にはご迷惑をおかけしました」とのお詫びがありました。
その後、民事再生に至った経緯説明がありましたが、これは江守グループの適時開示で公開されている以上の事実説明はありませんでした。
その後議案説明、があり株主の質問タイム。
長々とした質問などがありましたので、分かりやすいように私の判断で分けています。
そのため実際の議事録とは異なると思います。

質問1:
会場の設営が例年と違って物々しい上に、入場には身分証明書まで必要であった。
これは事前説明が無く、これについてお詫びをすべきではないか。
回答1:
お詫び申し上げます。


質問2:江守社長は日本証券金融に14万株余りを貸し付けているがこの目的は?またこの貸し株金利などはどうしたのか。
回答2:市場の流動性を高めるための一環として貸し株を行っている。貸し株金利も少しはいただいている。

質問3:B/Sに役員退職慰労引当金が積まれているが、このような状況で退職金をもらうつもりなのか?
回答3:会計の連続性を保つためにB/S上に記載されているものであり、退職金をいただく予定はない。


質問4:2月9日に退職した財務担当役員について退職のタイミングが非常に疑わしい。
この人に調査聞き取りは行ったのか?
回答4:健康上の理由で退職された。聞き取り調査などにはご協力いただいている。

質問5:証券アナリストなどが口をそろえて「江守のキャッシュフローがマイナスなのは危険だ」と言っていたが、当事者である社長や役員の方々はどういう認識をしていたのか。(以下似たような質問もありましたのでこの質問にまとめます)
回答5:売り上げが伸びると一時的にキャッシュフローがマイナスになることはある。
正常な取引の範囲内でのキャッシュフローだったと認識していた。
監査役もちょっとした懸念点として社長の耳には入れていたが大きな問題とは思っていなかった。
(上記回答に関する個人的な見解としては、江守の財務関係者等は重々怪しいのを承知していたと思われる)

質問6:中国に対する与信管理が甘かったとの言い訳があったが、中国の与信管理はどのような体制で行っていたのか。
回答6:中国監査室が監査を行っていた。与信管理に関する最終的な権限は役員会が権限を持っていたので、我々の責任です。

質問7:4月に退任した謝 飛紅という中国人役員の責任問題はどうなっているのか。特別背任の疑いすらあるのではないか。
回答7:現在調査中なので詳細は申し上げられないが、現時点で刑事調査等の対象にはなっていない。

長くなりそうなので、続きはまた次の記事で。
ここまで書くので既に疲れました。
ちなみに江守株主総会の質疑応答についてはパリイ@体重管理 さんという方もTwitterでまとめておられます。

この記事の続きはこちら

年初来自分資産:+56.309&


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四季報スクリーニングで気になった会社は以下の通り。
3712 情報企画 (金融機関向けITサービス) 購入済み
3277 サンセイランディック(特殊不動産の売買) 購入済み
4975 JCU(メッキ薬品)
3433 トーカロ(高機能皮膜)
2480 システム・ロケーション(自動車金融・販売)
追記
7760 IMV(振動試験装置)



以上です。
ただ、積極的に購入するつもりはありません。
るいとうでのんびり積み立てたいという感じです。

毎度のこれ。
ブログ更新のモチベーションはほとんどありませんが、四季報CD-ROMを今週末に入手してなんとかモチベーションを上げたいと思っています。

年初来自分資産:+55.258


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