インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

2013年09月

2169 CDS株式会社が東証一部上場基準を満たしています。
ヘラクレス→名証二部→東証二部と着実にステップアップしているので、東証一部指定替えも時間の問題かと思われます。
財務分析等はまた時間のある時に行って、ブログに書きたいと思います。

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半沢直樹のドラマは視聴率40%を超えているようですね。
私も毎週見ています。本日が最終回ですので視聴率はもっと上がるのでしょうか。
(先週は「いねむり先生」を見たので、翌日録画で見ました)

私は新卒で銀行に就職し、営業店と本部の両方を経験したので、銀行の内情はまぁまぁ分かっている方だと思います。(現在は銀行辞めてます)

半沢直樹のドラマを見ると、デフォルメはされていますが銀行の実態を上手く表しているなぁと思う事があります。
具体的には
・一度ミスをすると出世において致命傷
・上司の言うことは絶対
・上司の取り巻きみたいなのがいる(ドラマみたいに四六時中べったりというのはありませんが)
です。

半沢直樹だけでも十分面白いのですが、
より銀行の実態を知りたいという方にはおすすめの2chスレッドがあります。

それは転職板の
「銀行を辞めたい行員」
というスレッドです。

転職板における長寿スレッドであり、現在はPart41まで進んでいます。
書き込んでいる人は地銀の人が多いと思いますが、たまに
「メガバンク勤務30代半ば、年収1000万だけど辞めたい。うつ病の薬を飲みながらなんとかやっている」
みたいな書き込みもあり、そんな待遇でも辞めたいってどんだけだよと思います。
スレッドに書き込んでいる人の中にはうつ病一歩手前みたいな人が散見されて、銀行という職場はやはり異常だなと感じます。

また、このスレッドからは名言・迷言も生まれています。
私が一番笑ったのは
「銀行で上司に意見をするということは、北朝鮮で将軍様に逆らうのと同じ」という書き込みです。
銀行という組織を北朝鮮に例えるセンス、そしてこの例えが外れてはいないという恐ろしさ、あえて「金正日」という言葉ではなく、「将軍様」という言葉を使う洒落っ気とかなり笑える名言でした。
ちなみに「銀行を辞めたい行員」スレッドでは銀行を北朝鮮に例える表現がもう一つあります。
このスレッドでは、銀行を辞めて転職に成功することを「脱北」と呼ぶことが多いのです。
この表現もなかなか的を射ています。

銀行からの脱北者がよく行く先はスレッドを見る限り「公務員」が多いようです。
銀行業務(特に支店の業務)を何年やっていても他業種で通用するようなスキルは基本的に身に着きません。
身に着くのはぶっちゃけ伝票処理能力とお願いセールス能力ぐらいです。
よって、他業種への転職は第2新卒でもない限りかなり厳しくなります。
また、銀行員は業務上の詰め(上司からの説教に脅迫的要素を大幅に加えたものを銀行では「詰め」と言います)で
「お前なんか屑だ」
「お前なんかどこに行っても通用しない」
みたいな事を散々言われているので、自分が他業界で通用するかもしれないという自尊心や自信を奪われているため、他業界への転職を考えにくいのかもしれません。
また、銀行に嫌気がさすと同業種である金融業への転職なぞ2度と考えたく無くなります。
他業種への転職は望み薄、同業種への転職は死んでも嫌だとなると、
後はとりあえず試験に受かれば希望が持てる「公務員」に活路を求める人が多くても不思議ではありません。

私は幸いにも本部勤務をしている時に専門的な知識が身につけられたので、それをなんとか活用して他業種へ転職することに成功しました。
また、銀行で本部勤務している時に多くの外部研修等に行かせてもらいました。
それについては本当に感謝しています。

本ブログのメインテーマである「インデックス投資への疑問」というのを持てたのも
金融工学を学ぶ外部研修に行き、資産運用についてじっくりと考える機会を持てた結果だと思います。

では、お暇な方は紹介した「銀行を辞めたい行員」スレッドをお楽しみください。
最後にこのスレッドのテンプレートとなっている「銀行のダメな点」をコピーして終わりにしたいと思います。
下記のダメな点と重なって、とんでもない融資ノルマ、投信販売ノルマ等が襲い掛かってくるのですから辞めたくなるのも当然かもしれませんね。

銀行のダメな点
・方針が理解できない(前年度と反対のことをやる)
・上司がわからずや(無理やりさせようとする)
・同僚がバカ(掛け算があやふや)
・検査が大変(客をそっちのけで、帳簿ぶちまける)
・客がDQN(死にかけのジジィババァからヤクザ、多重債務者までなんでもござれ)
・給料が少ない(1年目手取り12~3万程度、二年目はもっとすくない)
・一般職、派遣のねーちゃんがダメ(税金の失敗したやつなんかを外回りが謝りにいく)
・日常業務が終わらない(毎日、事故っぽいのが発生するためまともに業務遂行できない)
・ノルマがむちゃくちゃ(全部やったら、事務手続きすら完結できないほどの量)
・業務内容が多すぎる(保険・投信・国債・年金・融資・クレカ・預金等)
・時間的制約がありすぎる(3時に振込必ず。入金処理も時間指定。金庫閉める時間も指定。退行時間も指定)
・休憩時間が不規則(お昼休みゼロの人も多い)
・繁忙日が忙しすぎる(10時くらいでも終わらないときも多い)
・クレーム処理が多い(何年も前の融資がらみの不備が噴出すること多々)
・ミーティングが多い(ほとんどがノルマ未達成の理由を問い詰められるだけ)
・住宅ローンの案件なんかで行きたくも無い他人の家にあがる。(そうじせずきたないだけならまだしも、不衛生で吐き気がする家がある)
・多重債務者の相談に乗る。(500万も借金があり、収入も無いバカがカネを借りにくる。しかも必死)
・電話が鳴りすぎる(一日何本電話とってるかわからない)
・重要書類の山で気を使う(ゴミ箱に金捨ててしまうやつも居る)
・予算が少ない(業務に必要なものまでケチる。不正経理に近いことをする)
・カネにならない業務も多い(ビンの両替・・・釘やボタンが混入してること多い、機械壊れる)
・さまざまなリスクがある(融資後、問題が起きて裁判になることもある)
・歓送迎会の修羅場(むちゃくちゃに飲まされたり、体育会系の芸がある)
・ゴルフ(すべて自腹。支店長を迎えに朝4時に起きることもある)
・外部検定の受検(休みの日に、しょうもない試験を受ける。しかも受からない)
・サービス残業の山(防犯カメラに写らないように、隠れたところでやらされたりもする)
・金庫、机等 すべての場所に鍵をかけまくる(朝と晩にこれだけで何分も掛かる)
・預り証の切り方がむずかしい(印紙税の関係で、けっこう気を使う)
・預り証が無駄(基本的に、預かったよってだけの冊子なのに分厚くて何十冊も使う)
・かばんが重い(バカみたいにパンフレットを入れてるから)
・暴漢に襲われるリスク(たまに何千万とか入れてるからヤバイ)
・稟議書がクソ(形式にこだわりすぎて本質が全く見えない稟議)
・不動産担保がクソ(後々のことなんか誰も考えてない。現金じゃないのにその場限りw)
・ボケ老人のクレーム(あの行員がカネを盗ったといいがかり)
・相続問題に巻き込まれる(行員がこうしたらいいのでは?と言ったとか言わないとか)
・公共料金の手続きが多い(書類が一枚なくなることもあり、大クレーム)
・組合がクソ(組合員のことを全く考えない組合。組合費だけはしっかり取る)
・本部からの視察が最悪(支店の実情わかってないのに、表面上だけで判断する)
・人事部がバカ(個人の特性を全く無視した人事異動。人事異動が頻繁すぎる)
・異動の引継ぎが無いに等しい(話を聞いてから、3-4日で転勤。途中の案件はポイ)
・地雷が多い(過去の不手際で不信感もってる客が一定数いるが、転勤してきたらそういう情報聞いてないのでまた不手際が起こる)
・マニュアルが難解(しかし、マニュアルどおりにしないと、検査でバッテン)
・端末操作が時代遅れ(エクセル使える行員がほとんどいない。また、ブラインドタッチもできないやつも多数)
・役席がいまいち業務を理解していない(相互牽制なんかできない。役席の勘でおかしいとか判断してる)
・少人数店舗では役席不在という防犯上も危険なことが頻繁にある 。(経費削減で、必要最低人員スレスレで運用してる)
・わけのわからん、講演会のチケットをさばく必要がある(しかも、枚数と誰に配ったかを必ずチェック。結果は知らない間にスルー)
・融資の回収で怖い目にあう(逆切れ、包丁、自殺、居直り、失踪、犯罪、破産、夜逃げ等なんでもあり)
・大口客の前で土下座(強いものには擦り寄っていく。自尊心ズタズタ)
・未完結の書類の山(不備等直すタイミングまちがったらもう二度と完結できない)
・不衛生なお金の山(カネは結構きたない。手や顔が真っ黒になる)
・役得がほとんど無い(お中元などもらってもコンプラの関係で返す羽目にもなる)
・印鑑、通帳、貸し金庫の鍵等の喪失届が多すぎる(しかも、手続き中に出てきたから取り消せとほざく。事務手続き上それは無理)
・税金支払いを期日後にする人がいる(延滞税、督促手数料の計算がまちがいやすい)


もちろん銀行に勤務している人達全員が辞めたいと思っているわけではないですし、
話が通じる上司も銀行にはいます。
「銀行には上記のような支店や部門も低くない割合で存在する」
というレベルの認識でいてもらいたいと思います。

毎週恒例の週末パフォーマンスです。

年初来
自分資産:+64.59%

9月18日に全て売却した日精ASB機械ですが、20日に一部買い戻しました。
四季報コメントを読むと、インド工場だけでなく、アフリカの方にも工場を建設予定でありアフリカ市場にも攻め込むようです。
さらなる成長が期待できますので、じっくりホールドしたいと思います。
それと同時に、売却代金の運用先として、第2の日精ASB機械を見つけられるようリサーチをしていきたいと思います。

また、20日は私のポートフォリオの一部であるハイレックスコーポレーションに大きな買いが入りました。

2100円の差し値売りが18000株ぐらいあったのを、全て買い尽くして値上がりしていきました。
約4000万円ぐらいの買いがあったことになります。

買った主体が個人投資家なのか機関投資家なのかは分かりませんが、投資家はハイレックスコーポレーションにポジティブな印象を持っているようです。
今後が楽しみな銘柄です。
また、ハイレックスコーポレーションは2部銘柄なのでこちらも1部上場期待があります。

しかし、ハイレックスコーポレーションは日精ASB機械と異なり、「1部上場しよう!」という気が経営陣から感じられません。
ただIRが下手なだけかもしれませんが、そこが心配なところです。


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さて、朔日に全部売ってしまった日精ASB機械ですが、本日のIRで東証一部上場の承認が発表されました。
発表のリンクはこちら
このニュースを受けてPTSでは早速大幅に値上がりしています。
別に損をしたわけではないのですが、逸失利益の額が結構大きくて動揺を隠せません。
かといって、値上がりしたものを買い戻すというのも何だか癪に触ります。
こういう心理状態で市場に戻ると確実に損を出すであろうと思われます。
市場に戻るとしても、日精ASB機械を最低単元購入するぐらいにとどめておいた方がいいような気がします。
なお、私の株価分析では、日精ASB機械は3000円を超えると思われるので、PTS価格の1850円前後というのはまだ安いと思います。

当ブログを始めてちょうど1年ほどになりますが、その間に東証二部から東証一部指定替え銘柄を2つも当てています。
(ミライアルと日精ASB機械)

私が話題にした銘柄は20より少ない程度ですので、指定替え銘柄の選択率は10%を超えます。
と、なんの慰めにもならない自慢を書いてみました。
今度はハイレックスコーポレーションが一部指定替えになればいいなぁ、、、

ああ、逃がした魚は大きい


過去何回にも渡って本ブログで取り上げてきた日精ASB機械ですが、本日前場で持分を全て売却しました。
売却の理由を一言で言うと、
「投資熱が冷めた」
です。
日精ASB機械は素晴らしい企業であり、今後株式を持ち続けても何ら問題は無いのですが、何となく投資熱が冷めて売却しました。
今週発売された四季報も購入していませんし、他にリサーチもしていません。
また、個人的事情で近々大型出費の可能性があるためキャッシュポジションを増やしておこうと思いました。
現在のキャッシュポジションは45%程度です。
今のポートフォリオ構成は以下の通りです

ハイレックスコーポレーション
ジオマテック
天竜製鋸
日経インバースETF

地味な値動きになりそうなポートフォリオなので今後数年はインデックスに負ける可能性が高いと思います。
参考までにポジションとパフォーマンスは
公開しようと思いますが熱の冷めた人間の書く事はあまり真に受けないようにしてください。(今まで真に受けてた奴なんかいないか)

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