インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

2013年02月

インフレなんか起こらない(という市場予想が見える)

今日のニュースで気になったのはこのニュース
「国債先物は続伸で引け、長期金利9年8カ月ぶり0.670%に低下」

ニュースの解説では
・イタリアの政局不安によるリスク回避(安全資産である日本国債の買い)
・日銀による買いオペ期待(日銀が国債を買うので、その分日本国債の価格が上がる)
を長期金利低下の主な原因として挙げています。
おそらくニュースの解説は正しいのですが、ニュースで挙げられていなかった原因もあると思います。
それは、
「日本でインフレなんか起こらない」
という市場の想定です。
インフレ期待が高まると基本的に長期金利は上昇します。(その理由の解説はこちらの日銀のサイト
また、金利は資金需要の強さを表すという事を踏まえると、長期金利の低下は、民間の(設備投資等の)資金需要が国内には無いということも考えられます。
この考えを裏付けるニュースがこちら
「需要不足15兆円 10~12月年換算、内閣府試算」
ということで、今のところ日本は供給過多の状態で誰もお金を使いません。
インフレになって消費税が上がることを考えると、今後はさらに使わなくなるでしょう。
ですので、市場のお金は金融緩和期待があるにも関わらず、リスク資産や設備投資(民間部門)ではなく国債へお金が行っているわけです。
脱デフレは遠いようです。


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効率的市場仮説は現代のフロギストン理論である

効率的市場仮説は、みんなが同様に完璧に近い程の賢い投資家であるため、誰も他人を出し抜くことができないというものです。
これにより、「多くのファンド(機関投資家)のリターンは市場平均を超過できない」という事実をうまく説明できます。

しかし、「多くのファンド(機関投資家)のリターンは市場平均を超過できない」という事実を説明するための理論は他にも考えられます。
例えば、
「一部の投資家(例えばバフェットやソロス)以外はみんな馬鹿仮説」でも上記事実を説明できますし、
「どんなに賢い人間でも、大多数の人間は集団志向に追従してしまう仮説」でも同様です。
では、機関投資家などの市場参加者は本当に賢いのか、観測された事実を確かめてみると、どうもそうではないようです。
数々の「馬鹿でもやらねぇよこんな失敗」
と言いたくなるような失敗がありますが、代表的なものには
「日本の銀行は土地信仰を信じ、大量の貸付及び株への投資を行った」
「アメリカの機関投資家がリスクを無視し、ニフティフィフティ株へ集中投資を行った」
「アメリカの機関投資家がサブプライムローンの再証券化商品に集中投資を行った」
などがあります。
失敗の共通点には
「過去に同様の失敗があるにも関わらず、リスクを過小評価し、何らかに集中投資を行う」
ということが挙げられます。
上記事実を鑑みると、
「みんなが賢く、市場が効率的である」とは言えず、
「一部の投資家以外はみんな馬鹿」としか言いようがありません。

しかし、効率的市場仮説は観測事実からは否定されるにも関わらず、
「多くのファンド(機関投資家)のリターンは市場平均を超過できない」という事実を一部の例外を除き、うまく説明できます。
これは一体どういうことでしょうか?

実は、完全に間違った理論であるにも関わらず、事実をかなりうまく説明できる理論が存在します。
それは燃焼反応を説明するための「フロギストン理論 」というものです。
フロギストン理論とは、燃焼反応にはフロギストン(燃素)という元素が関与していると考える理論です。
このフロギストン理論は完全に間違っていますが、燃焼反応で見られる観測事実をかなりうまく説明できる理論です。
効率的市場仮説は、完全に間違っていて、観測された事実もそれを支持しませんが
一部の事実だけは上手く説明できるという点において、フロギストン理論とかなり似ています。

なお、「一部の投資家以外はみんな馬鹿仮説」では
「市場平均を超過するリターンを得られない」
「総楽観による暴騰、総悲観による暴落がたびたび起こる」
「長期的には株価は本質的価値に収れんする」
の3つの事実をうまく説明できます。

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俺は株取引が下手くそ

東燃ゼネラル石油株は売った2日後から、本格的に上昇した。
東燃ゼネラル石油の値上がり率は日精ASB機械よりも大きい、、、

空売りしたグリー株は寄りから下げたが大幅反発。
そして含み損
裏目が出過ぎ、、、、

これだけ下手くそでも、日経平均とほとんど変わらない成績だからよしとするか。


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運用資産の推移をグラフ化(インデックスとも比較)

自分の資産運用の推移をグラフに表してみました。

cbdea684.jpg


中途半端ですが、自分が記録を取り始めた2012年8月24日が開始時点となっており、その時の資産価格を1.000として標準化しています。
アベノミクスに乗りきれずに、TOPIXや日経平均に負けていた自分の資産が、ここ最近で負けを取り戻している様子が分かります。

記録を取り始めてから全期間を通じたリターンは以下の通りです。

自分:29.1%
日経平均:23.2%
TOPIX:24.5%
ここ最近の当たり銘柄ひとつで勝ってしまいました。
これは単に運が良かっただけだと思います。

全期間を通した、資産額の標準偏差(資産価値の変化の度合い、リスク)は以下の通りです。
自分:7.45%
日経平均:9.67%
TOPIX:10.26%

以上のデータから得られるリターン/リスク比は
自分:3.91
日経平均:2.40
TOPIX:2.38
となります。

リターン/リスク比とは、標準化された1という大きさのリスクを取った結果、どの程度のリターンを得たかという指標です。
これが大きければ大きいほど、効率のよい投資をしたということになります。
従って、私のポートフォリオは、日経平均の1.5倍程度は効率的な投資を行っていたことになります(自慢)

もっとも、このリターン/リスク比は、金融工学的な数字遊びの性格が強いのでおおまかな参考にする以上の使い方はお勧めしません。
リターン/リスク比に似たような指標にシャープレシオというものがあります。
これは投資の世界で、投資信託のパフォーマンスを比較する絶対的な指標みたいな位置づけになっていますが、これもただの数字遊びのようなものなので過信は禁物です。
パフォーマンスやリスクを表す指標は、結局は過去のデータを統計処理すると出る数字であって、未来の事を知るようなものではありません。

シャープレシオについては以下のリンクが参考になると思います。
「投資の基礎(数字編) シャープレシオ」
「シャープレシオは投資の効率性を示す指標」
「リスク測定指標 シャープレシオはどのくらい信用できるのか!?」

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6284日精ASB機械はまだ上がる(と思う)

以前の記事 で書いた注目銘柄「日精ASB機械」 ですが、今日は8%強の上昇で終わりました。
日経平均は約1%の下げなので、これはかなり強い値動きです。
大引けの直前に多少まとまった買いが入ったようです。

この銘柄は昨年の9月にジャスダックから東証2部に昇格しました。
最短で1年で東証1部に上場することを考えると、今年の9月前に1部昇格の期待買いが入ると思われます。
これは前の記事の注目株 で取り上げた「ミライアル」 に似ています。
また、現時点でもPER7倍程度とかなり割安なので、バリュー投資家の買いも期待できます。
また、利益成長をみると成長株としての性格も見られます。
そして、新興国への売り上げがあるため、「新興国からの需要がさらに伸びる」というテーマも見られます。
1部昇格期待、バリュー、成長、テーマの4つが揃っている銘柄は珍しいです。

昔、似たような特徴を持つ銘柄に投資した記憶があるのですが、それは「瑞光」 です。
瑞光もバリュー株かつ成長株かつ中国の需要増というテーマが重なり、株価は約5倍になりました。
私は株価が2倍になった時点で売ってしまったので、大成功とまでは言えないのですが成功した投資だったと思います。
日精ASB機械については瑞光で得た教訓をもとに、株価2倍で満足せずに「利は伸ばす」を念頭に問題がない限りはずっと保有していきたいと思います。


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良い銘柄を見つけるためのスクリーニング条件を公開しようと思います。
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ちなみに日精ASB機械を見つけたスクリーニング条件のヒントは、この本から得ました。
ヒントになったのはアメリカのヘッジファンドマネージャが使っている指標です。
アメリカで有効な投資手法が、遅れて日本で有効になる事例が多いと思います。
良くも悪くも日本はアメリカの影響を多大に受けていると思います。

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