インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

不完全情報ゲームにおける、インデックスファンドという存在

インデックスファンドは、他のファンドとは決定的に異なる点があります。
それは、自らの運用方針を具体的にアナウンスしている点です。
株式投資は不完全情報ゲームであると、個人的には考えています。
不完全情報ゲームにおいて、自らの行動が読まれるということは不利になることはあっても有利になることはありません。
インデックスファンドの投資行動を利用したコバンザメ投資法というのもあるようです。
自らの投資行動を読まれているということは、インデックスファンドの
隠れたコストだと考えます。


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気になる記事

今週の週刊ポストでこのような記事がありました

「マネー・サバイバル講座 いまの日本株、実はスゴイ!」

記事の要約としては
「TOPIXなどのインデックスが下がっているのは時価総額が大きい銘柄が下がっているから」
「日本株の約2500銘柄を調査したところ、TOPIXが20%下がっているなか、中小株は6割以上の銘柄が値上がりしている」
というものです。
具体的なデータは示されていないため眉唾ものですが、値嵩株、時価総額が大きな銘柄にリターンが引っ張られるのはインデックス投資の弱点だと考えます。


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インデックス投資への疑問(市場平均とは)

インデックス投資は市場平均のリターンを得ることができると言います。
しかし、インデックス投資の書物を読んでみても市場平均の「平均」を算出する際の分布が詳細には書かれていません。(私が見落としているだけかもしれませんが)

平均と言えば、直感的には下図の「正規分布」のような左右対称の分布における真ん中の値を思い浮かべると思います。

市場平均を算出する際の分布が正規分布のように左右対称であると仮定します、
この場合、もし市場参加者が100人だとすれば、インデックスファンドは100人中50位の成績であると言えます。
これは可もなく不可もなくといった運用成績であると言えます。


もし、市場平均を算出する際の分布が下図の「右に歪んだ分布」である場合はどうでしょう?
この場合、市場参加者が100人だとすれば、インデックスファンドは100人中30~40位ぐらいの成績であることが図から分かります。
これはかなり満足のいく運用結果であり、大勝ではないにせよ、勝ち組であると言えるでしょう。

しかし、もし市場平均を算出する際の分布が下図の「右に歪んだ分布」を逆にした「左に歪んだ分布」である場合はどうでしょう?
この場合、市場参加者が100人だとすれば、インデックスファンドは100人中60~70位ぐらいの成績になります。


インデックス投資において最も望ましいのは参加者のリターンの分布が「右に歪んだ分布」ですが、
参加者のリターンの分布が「左に歪んだ分布」である可能性は否定できません。
この場合、インデックス投資は常に市場参加者の下位に属する投資法と言えるでしょう。

追記
分布形状はおそらく時間とともに変化していると考えるのが自然だと思います。
よって、インデックス投資は、市場における負け組にも勝ち組にもなりえる投資法だと考えます。
自分としてはインデックス以上のリターンを上げたいので、インデックス投資を積極的に行おうとは思いません。




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インデックス投資への疑問(長期投資)

インデックス投資の教科書には
「長期投資すべき」
との言葉が書かれています。

根拠としては、
1:長期的には株式はプラスのリターンを生み出す。
2:長期投資によってリスクが低下する

1の前提については前回の「インデックス投資への疑問(予測不可能性について)」
「長期平均リターンがプラスになる」という前提に疑問を持っていることを書きました。

2の前提について書きたいと思います。
インデックス投資の教科書を見ると、「リスク」とは、期待収益率のぶれを指していると思われます。
要するに
「株式市場のリターンはある年はマイナス20%、ある年はプラス25%というように非常に変動が大きいが、
その長期平均(例えば30年)を取ると、だいたい一定の値に近づく」
というものです。

これはこれで一理あるのですが、問題は運用している個々人の投資環境を全く無視していることにあると考えます。

例えば長期投資として30年の投資を行うにしても、各人が投資を手じまいする時期の相場環境は大きく違います。

手じまいした時期がバブルの絶頂期であった場合と、リーマンショック直後が手じまいした時期であった場合とでは、リターンに大きな差が出ます。
むしろ投資期間が長期になることによって、リーマンショックやブラックマンデーのような壊滅的な相場下落に見舞われる危険は大きくなります。
また、投資資金を現金化しようと思った時期がたまたま相場低迷の最中であった場合は長期投資によるリスクを被ったと言えます。

これは「期待リターンのぶれ」という意味のリスクとは別物の「価格変動のぶれ」であるので、
2の根拠の直接の批判・反論にはならないかもしれませんが、
「長期投資でリスクが小さくなる」
との理論を盲信する戒めにはなると思います。

うがった見方をすると、長期投資とは
「顧客にずっと投資信託を保有してもらって、ずっと信託報酬を貢いでもらおう」
という証券会社の策略のような気がします。
証券会社による強引な投信の乗り換え勧誘などが問題になり、証券会社は手数料で儲けているという印象がありますが、
実際証券会社の手元に入る金額は、投信の売買手数料よりも信託報酬の方が大きいです。


追記
長期投資では「期待リターンのぶれ」という意味でのリスクは収束も低減もせず、
長期投資において期待リターンは直近の市場リターンに漸近すると言った方がいいかもしれません。
そして、直近の市場リターンはマイナス30%だったりプラス30%だったりといろいろです。


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