インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

自分が読んだ投資本 アドバンス編

「マーケットの魔術師 株式編」

株式投資で利益を出しているトレーダーたちのインタビュー集。

相場に乗る順張り、逆張り、空売り専門、バリュー投資、システムトレード等々さまざまな手法で利益を上げる人たちがいる。

この本で、グレアムやバフェットのような投資手法にこだわる必要はないと思ったし、インデックス投資という一つの手法にこだわる必要もないと感じた。

この本から得た教訓は

「よいトレードをすれば後からお金はついてくる」

「利益を出したトレードがよいトレードだとは限らない」

である。

インタビューでは、投資についてではなく、人生哲学について語っているのではないかと思う人もいた。

とても面白い本であり、お薦め度は前回と今回挙げた本の中で一番!


マーケットの魔術師【株式編】《増補版》米トップ株式トレーダーが語る儲ける秘訣 (ウィザードブック)/パンローリング
¥2,940
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「マネーの公理」
これも投資哲学を語った本である。
「分散投資」、「投機ではなく投資」などという格言をばっさり切り捨てている。
投資とはギャンブルであるという事が認識できる。
また、「手放した株の値上がり値下がりなど追うな」という言葉は心に刻んでいる。
しかし、なかなか難しい。

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール/日経BP社
¥1,680
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「オニールの成長株発掘法」
成長株を見つける具体的方法論を述べている。
成長株については名著と言える。
成長株を見つけた後の利食い、損切りについて明確な指針が述べられている事が他の本と一線を画す。
インデックス投資の本では利食い、損切りという概念がないので新鮮に感じた。
個人的には利食い、損切りについての指針がない本は信用ならないと思っている。
オニールの成長株発掘法 - 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために/パンローリング
¥2,940
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今回と前回挙げた本で共通して書かれているのは、インデックス、バリュー等の投資方法に関係なく
「感情的になるな」
という事に尽きる。


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ブログのお休み


趣味である、競輪が忙しいのでブログは火曜までお休みです


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自分が読んだ投資本 基本編

投資に当たって、自分が読んだ本を紹介します。
ほとんどがロングセラーで読んで損はないと思います。


1冊目「ウォール街のランダムウォーカー」

大学の図書館で借りて読んだ本。

投資をしようという気になったきっかけ。

読ませる面白いバブルのエピソードや、分かりやすい論理で読みやすい。

お勧めの1冊。

自分は今となっては内容についてはほとんど信じていない。

ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理/日本経済新聞出版社
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2冊目「敗者のゲーム」
自分で買った本。
内容自体は「ウォール街のランダムウォーカー」とほとんど変わらない。
インデックス投資については「ウォール街のランダムウォーカー」と双璧をなす名著。

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか/日本経済新聞社

¥1,680
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3冊目「ピーター・リンチの株で勝つ」
プロの投資家の立場から、プロが市場で必ずしも優位に立てないことを述べ、
では、アマの投資家はどうするかということを簡潔に述べている。
銘柄選びに悩んだときに、道しるべになるような事がたくさん書いてある。

ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け/ダイヤモンド社
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4冊目「10日で合格るぞ!日商簿記3級」
銀行に勤めていたときに興味と実益を兼ねて簿記資格を取得する際に使ったテキスト。
企業の決算書を読むのには、簿記3級の知識で十分。
簿記は慣れると面白いし、家計にも役立つかも。
10日で合格るぞ!日商簿記3級 光速マスターテキスト/東京リーガルマインド
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インデックス投資への疑問(効率的市場仮説)後篇

合理的な投資家が利益を得られない場合

次の簡単な市場を仮定します。
100社の企業があり、それぞれが利回り8%、償還期限1年の社債を発行しています。
合理的な投資家が計算を行った結果、100社の企業の1年以内倒産確率はすべて10%となりました。
しかし、事前にはどの企業が倒産するのかを予想するのは不可能であるとします。
要するにリスクをカバーするリターンを得られない投資先しかないわけです。
運用は企業の社債を購入するか、現金として持っておく、のどちらかしか選択肢がないとします。
合理的な投資家、バカな投資家ともに他人のお金を預かって運用していると仮定します。

合理的な投資家はこのような場合、現金で持つことを選択します。
なぜなら社債に投資を行っても「平均的には」損をするからです。
バカな投資家は合理的な投資家が計算した倒産確率のことを知らないので、社債に投資します。
合理的な投資家はバカな投資家達を「バカだろ、死ねよ」と思います。
すると1年後にどうなるか。

バカな投資家の9割は利益を得、1割は損をします。
合理的な投資家は損も得もしません。
バカな投資家の利益を得た9割は合理的な投資家と損をした1割のバカに対して「バカだろ、死ねよ」と思います。

そしてまた1年後
バカな投資家の9割は利益を得、1割は損をします。
合理的な投資家は損も得もしません。

これが3年も続くと、合理的な投資家にお金を預けている顧客は市場参加者の9割が利益を得ているということを知り、合理的な投資家からは資金を引き揚げ、バカな投資家に預けようとします。
資金が引き揚げられると、飯の種が無くなるので、合理的な投資家も投資を開始します。

合理的な投資家の資金も市場に流れ込むのでバブルになります。
そして8%の社債は売れ行きが良くなり、利回りは低下し、投資家達の利益は少なくなります。
大規模な連鎖倒産劇が市場に起きるまでこの状況は続くことになります(多分)。

以上のように、市場での競争においてはバカな投資家も利口な投資家も同じ土俵に立つことがあります。
人間は目先の利益や直前の実績に行動が引きずられるので、たまたま過大なリスクを取り、たまたま大きなリターンを得たものにお金が集中します。

このようなことが現実世界ではよく起きています。
「サブプライムローン問題」がその典型です。
リスクの過大なサブプライムローン証券にゴールドマン・サックスやシティバンクの利口な機関投資家も投資していました。
なんせ目先の利益が魅力的だったからです。



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