インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

今私が注目している銘柄 ミライアル

今私が注目している銘柄についてです。
銘柄の分類としては割安株として80%、成長株として20%ぐらいかなと思っています。

会社名は「ミライアル(証券コード4238)」です。
半導体関連企業なのですが、作っている製品は半導体ウエハ運搬用プラスチック容器という、かなりニッチな製品です。
ニッチであるので市場シェアは非常に高く、市場の約60%をミライアルの製品が占めているようです。
古い記事ですが、こちら をご覧ください。
また、シェアが高いため製造業であるにも関わらず利益率が高いのも特徴です。

財務体質も非常によく、ほぼ無借金経営といってよい財務内容です。
資産に占める現預金比率が高いのもいわゆる資産株として有望だと考えています。
ちなみに時価総額が約130億円、現預金資産は約110億円です。
総資産は約200億円ですので、資産の半分が現預金ということになります。

しかし懸念事項として、以下が挙げられます。
1:半導体関連企業は需給の波が大きく、大規模な設備投資が無駄になる可能性が存在すること。
2;エルピーダ、SUMCOといった受注先企業の調子が悪いこと。

海外売上比率は現在約20%ですので、海外からの受注を増やし、受注先を分散し、上に挙げたリスクを分散してほしいと思います。
また、円高の影響をどれぐらい受けているかも気になります。


いろいろと書きましたが、ミライアルには期待しています。
現在のポジションは500株、平均取得単価は1260円です。
事業の今後の動きにもよりますが、とくに事業環境が変化しない限り、1100円を割り込むような事があれば、ナンピン買いしようと思っています。


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バリュー投資の注意点 その2

その1 では利益についての注意点でしたが、今回は資産についての注意点を述べたいと思います。

ある株式の資産の割安度を示す指標にPBR(株価純資産倍率) という指標があります。
用語の意味についてはリンク先のWikipediaをご覧ください。

バリュー投資は資産の質に注目

株を企業の所有権として考えます。
例えばある企業の株を買い占めるのに必要な金額が1000万円だとします。
その企業の帳簿を見ると、無借金経営で総資産は1500万円だったとします。
これは普通に考えて企業を買い占めて、資産を売り飛ばせば何の苦もなく500万円儲けられます。

しかし、1500万円の価値は「帳簿上の価値」であるということに注意が必要です
投資の際には本当に1500万円の価値があるのかどうかを精査する必要があります。

精査の結果、資産の内容が100%現金であるならば、間違いなくこの買収劇は儲かります。

しかし、資産の内訳が次のようであればどうでしょう。
減価償却が終わっていない製造装置 500万円
工場用地 周辺環境は住環境としては悪い 500万円
製品在庫 500万円

製造装置は現金化する場合、帳簿上の額面で売れる可能性はほぼありません。
むしろ処分費を払わされる可能性もあります。
工場用地もおそらく額面の価格で売れる可能性は低いでしょう。
製品在庫も売れるかどうかは分かりません。

この企業を現金化した場合の価値は500万円程度かもしれません。
その場合、この企業の株式を1000万円で買い占めることはバリュー投資とは言えません。


私は1500万円の現金が1000万円で売りに出されている企業を1社買っています。
企業名は「松本油脂製薬(証券コード4365)」です。
興味のある方は調べてみてください。

また、過去に帳簿上の価値を精査した投資で利益を出したことがあります。
企業名は「瑞光(証券コード6279)」です。
本業も順調だったので株価が上がったのだと思います。
この企業で100%近くのリターン(利益額は60万円程度)を挙げる事が出来ました。
興味のある方は調べてみてください。


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バリュー投資の注意点 その1

バリュー投資は単にPERやPBRが低い株を買えばよいというものではありません。
自戒の意味もこめてこの記事を書きます。


バリュー投資は利益の質に注目

例えば株価が1000円で、1株当たり利益が2500円の銘柄があったとします。
計算するとPERは4倍であり、かなりの割安株であるといえます。
しかし、有価証券報告書や決算短信を見ると、利益の内訳は次の通りでした。

1株当たり営業利益 30円
1株当たり経常利益 20円
1株当たり当期純利益 250円

簿記をかじっているならば分かると思いますが、要するにこの企業は利益に占める「特別利益」の割合が大きすぎるということになります。
そして、特別利益の内訳を見ると次のような事が書いてありました。
「特別利益は主に営業不振店舗およびその土地の売却による利益」
要するに本業は不振な訳です。それは1株当たり経常利益の数字にも表れています。

今後、この企業の本業が回復するのかどうかはきちんと見極めなければなりませんが、
このような銘柄を買うとまず失敗をします。

自分もこのような銘柄を買って、失敗をした経験があります。
企業の名前は「ナカイ」です。
中四国を地場とするホームセンターを経営している会社です。
ネット証券のサービスである、スクリーニング(利益や有利子負債等の指標の条件を入れて銘柄を絞り込めるサービス)で割安銘柄として抽出されました。

PER、PBRともにお買い得だったので株価200円ほどで買いました。
しかし、その後ずるずると値を下げ、100円を割ろうかという株価水準になりました。
その時、危機感を感じ、決算短信をきちんと読むとだいたい上の例のような状況だったというわけです。
その失敗を糧に、今はきちんと決算短信や有価証券報告書を読むようにしています。


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インデックス投資の利点

いつもはインデックス投資への疑問ばかり書いていますが、インデックス投資の利点も挙げたいと思います。
ここで挙げた利点は単なる私見ですので、反論やご指摘を頂けるとありがたいです。

利点:情報が得られない資産カテゴリへの投資に向いている
私が疑問を感じているインデックス投資は、国内株式、国内債券へ投資するインデックスファンドへの投資です。
これらの資産については、有価証券報告書等が日本語で書かれており、十分に情報が開示されているため
、これらの情報を利用しないインデックス投資というのは他の市場参加者に比べて不利になりやすいと考えています。

しかし、日本語や英語といった普段親しみのない言語以外の言語でしか情報開示がなされていない投資対象もあります。
例えば中国株が挙げられます。
一応日本語の書籍で「中国株四季報」が出版されていますが、手に入る情報は限定的です。
(中国株を取り扱っている証券会社ではもっとよい情報が得られるのかもしれませんが、、、)
ですので、中国株市場は魅力的であると考える日本の投資家がいても、自分の力で個別銘柄を選ぶのには荷が重いと言えます。
この場合、中国株式インデックスファンドが存在すれば中国株市場全体をトレースすることができます。
これによって「中国株市場は魅力的である」という自分の予想に賭けることができるわけです。

また、中国株ぐらいならまだよいのですが、例えばミャンマー株式に投資したい場合はどうでしょう?
私はミャンマー株は有望な投資対象だと考えていますが、ミャンマー株の個別銘柄を取り扱っている証券会社を知りません。
また、ミャンマー現地の証券会社に口座を開くほどの語学力も行動力もありません。
この場合、ミャンマー株インデックスファンド(別にインデックスである必要はないですが)が存在すれば、問題を解決する事が出来ます。



追伸
インデックスファンドを批判している私ですが、上記の理由よりポジションの一部に「ETFS 農産物商品指数(DJ-UBSCI)」というETFを保有しています。
農産物は人口増加によりその価値を上昇させるという相場観を持っているからです。
私は農産物についての知識は皆無ですし、農産物の商品先物取引を行う知識も度胸もありませんので、この選択は妥当な選択だと考えています。


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