インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

利食いと損切りラインはどこに設定すべきか?

今回は投資で一番難しいと思われる利食いと損切りについてです。
結局相場で利益を出すためにやるべきことは買うか売るかのどちらかの行動しか選択肢がなく、きちんと考えればどちらの行動を取るべきかは客観的に見ればすぐに分かります。
しかし、損切りと利食いについては私も含め、多くの投資家が間違った行動を取るようです。

損切りと利食いが難しい理由を、自分の経験等を元に考えましたが、結論は欲望と感情が邪魔をするというものでした。

まず、損切りについて述べます。
損切りするということは自分の間違いを認めるということになります。
人間は自分が正しいと思っている生き物なので、損切りはかなり苦しい決断になります。
自分が間違っていて、お金が儲かっているのならまだマシですが、損切りは自分が間違っている上に、
さらに損をするのだから、これを行動に移せる人間はかなり少ないと思われます。
また、ある株を買ったときはその企業の業績がそれなりによかったのでしょうから、
自分が買った値段は自分にとって安いと思う値段だったのでしょう。
ですので、
「自分が買った時の安い値段よりさらに安くなるのはおかしい、値段は戻るはずだ」という考えも浮かびます。
実際に損切りした後で株価が回復した、という例も頻繁に起こります。
このような経験をすることによって、損切りを行う確固たる基準が決められず、基準がないから行動に移せないという人がほとんどだと思います。


次に利食いについてです。
利食いの時には人間の欲が出て、次のような心理が働きます。
「まだ値段があがるんじゃないか」と。


では、損切りと利食いについてどうすればよいか?
これは自分なりのルールを決めておくしかありません。
特に損切りについてはルールを決めておかないと、シャープのように株価が10分の1になったような場合でも株を持ち続ける事になります。
私自身の損切りのルールは自分のリスク許容度や投資先の状態によって基準を変えています。
以下に例を示します。

割安で自分がその企業の業績に対して楽観的な場合は30%下がっても損切りせずむしろ下がった値段で買い増ししています。
特にその企業が魅力的な製品やコンテンツを持っている場合は全額その企業に投資したいと思うほどです。

しかし、業績が堅調であるのに株価だけが2期も3期も伸び悩んでおり、かつバリュー投資の注意点 その3
で述べたように、キラーコンテンツ等を有していない株は損切りします。

上記のように私は損切りについて、さっさと行うのではなく、2期や3期とかなり待ってから行うため損切りのうまい人と比べると傷が大きくなりがちです。
その傷については配当利回りの高い株を買っているので、配当で少しは穴埋め出来ていると自分を慰めています。


次に利食いのルールについて、私は買った時点で目標株価を決めており、そこに到達すれば売ります。
当初設定した目標株価は投資した時点の情報しか見ていないので最新の情報を反映した目標株価ではないという欠陥があります。
値が上がった時点でさらに企業分析を行えばまだまだ伸びると思える株もあるでしょう。
しかし私は、それを期待してさらなる高値を望むぐらいならば次の銘柄を探すことに時間をかけたいと思うのでさらなる高値追いはしません。





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インデックス投資への疑問 (分散投資のリスク)

投資の本にはたいてい「分散すべし」と書いてあります。
これは「卵は1つのカゴに盛るな」 という昔からの投資の格言と一致します。
では、分散投資を行うと何がよいのか?
利点として以下が投資の本に挙げられています。

1:1つの銘柄が下がっても、別の銘柄が値上がりしてトータルでプラスになる場合がある。
2:銘柄を多く持つことで当たり銘柄を引く確率が高くなる。

また、少し難しい話ですが現代ポートフォリオ理論では、統計学の理論により、
期待リターンが同じで価格変動が負の相関をもつ資産を組み合わせて分散投資すれば、
期待リターンは保たれたまま、リスク(価格変動の幅)は1つの銘柄を保有するより小さくなる。
ということで分散投資を推奨しています。
和の期待値和の分散 についてはリンクを参照してください。
数式を見ると眠くなる人はリンクを押すと眠ってしまう可能性があります。
ちなみに現代ポートフォリオ理論はあり得ない仮定に基づいているという点から、信用に値しないと私は考えています。

さて、分散投資のデメリットとしては以下が挙げられます。
上に挙げた分散投資のメリットと表裏一体です。
1:1つの銘柄が上がっても、別の銘柄が値下がりしてトータルでマイナスになる場合がある。
2:銘柄を多く持つことでハズレ銘柄を引く確率が高くなる。

では、インデックス投資はメリットとデメリットのどちらを享受する可能性が高いか?
私はデメリットを享受する可能性の方が高いと考えます。
その理由は、財務分析などを行うことなく、インデックス構成銘柄であるという理由だけでボロ株を買わされているからです。(代表的なボロ株、山水電気 も東証1部上場でした)
インデックス投資のような、考えなしの分散投資は、競輪や競馬でいう「全通り買い」のようなもので、無駄な買いを入れるリスクの方が大きくなります。
「当たり」が「そこかしこにあるような上げ相場では「全通り買い」も有効であると思いますが、
ここ数年の下げ相場や・ボックス相場では、「当たり」は限られており、「全通り買い」は非効率的と言えます。

また、「分散投資」にも程度があります。
安定的に利益を出している銘柄20銘柄(製薬メーカー、小売業等業種も分散させている)で構成しているポートフォリオに、
「分散させる」目的で安定的に利益が出ていない銘柄を加えたいと思うでしょうか?
加える予定の銘柄が「新薬開発に成功さえすれば驚異的な利益を生む」、というような銘柄でもない限り、
「分散投資」を目的にポートフォリオに加えることはないと思います。
しかし、インデックス投資では、インデックスの構成銘柄になりさえすれば、どんなボロ株でもポートフォリオに加えるという運用方針です。
これでは、自ら勝つ確率を低くしているようなものです。


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バリュー投資の注意点 その3

バリュー投資の注意点 その3について述べる前に、自身のバリュー投資に対する認識を以下に述べておきます。
・バリュー投資は下落余地が限定されている投資法である
・割安な銘柄が割安に放置され続けることはよくある


つまり、バリュー投資は、「損をしにくい」投資法であって、「儲かる」投資手法ではないと考えています。
その証拠に、市場には割安なまま放置されている銘柄がたくさんありますし、
自分もバリュー投資初心者の頃に買った株は、割安なだけで値上がりもせず、ほぼTOPIXに連動した動きしかしていません。
その会社の名前は「理研計器(証券コード7734)」です。
株価指標はとても割安であるにも関わらず、値上がりとは縁の遠い銘柄です。


話がそれましたが、では儲かるバリュー投資とはどのようなものか?
それは次のいずれかの条件に当てはまる銘柄への投資だと考えます。
1:キラーコンテンツを持っている
2:成長ストーリーを持っている

安定して利益を出し、かつ割安な株であっても、何の面白味もない株にはなかなか注目が集まらず安値で放置される傾向にあります。
注目され、値上がりをする銘柄は「安定して利益を出す」以外の光る部分を持っています。

キラーコンテンツを持つ銘柄の一例としては「サンリオ(証券コード8136)」が挙げられます。
この銘柄は株価指標を見ると割安でも何でもない銘柄ですが、保有しているコンテンツ(キティちゃんなど)は他にない価値を持っています。
また、キャラクター展開を国内だけではなくアジアや欧州にも行い、その成長ストーリーも現実的であったため注目をされました。
その結果、サンリオの株価は2年前からほぼ倍になっています。
サンリオを安値で買って高値で売っていればリターンは約300%になっており、最近の市場環境下においては「勝ち組」銘柄と言えます。

一方、私の保有している「理研計器」や、この前損切りを行った「三井情報(証券コード2665)」はというと、株価指標や財務状態から見るとどう見てもサンリオより割安ですが、リターンはとてもお粗末です。

それはなぜかというと、どちらの銘柄もキラーコンテンツや成長ストーリーがないからだと考えます。
理研計器と三井情報はどちらも機器の保守点検等で安定した利益を出していますが、
代替サービスを提供する会社は他にもある(キラーコンテンツがない)ので、目覚ましい利益成長を遂げる余地はあまりありません。
業界シェアも大して高いわけではなく(その分シェアを伸ばす余地はあるのかもしれませんが)、「株価指標が割安である」という以外に特に魅力のない銘柄であると言えます。
このような「ただ割安なだけ」銘柄への投資は大したリターンを生まない可能性が高いと考えています。

ただ、勝ち組銘柄として挙げた「サンリオ」のような銘柄の場合、株価指標が割高であるので、万が一のときに株価が半分以下、下手すると5分の1ぐらいになる危険性もあります。
また、無配になる可能性も大いにあります。
そのような危険性を避けるためには、株価指標が割安である銘柄の中で上記条件を満たすものを見つけていくのがよいと思われます。


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自分の9月の投資成績と日経平均との比較

9月の第一営業日における数字と最終営業日における数字を比較し、騰落率を比較しました。

9月3日 自分の株式資産 1,972,530円 日経平均株価 8,783.89円
9月28日  自分の株式資産 2,022,121円 日経平均株価 8,870.16円

自分の株式資産騰落率 2.51%
日経平均騰落率 0.98%
自分資産と日経平均との相関係数(9月)は0.72でした。
日経平均に勝てた原因は、9月23日のブログ で取り上げた「ミライアル」の株価が上昇したからです。


とりあえず今月に限っては日経平均に勝てましたが、資産を現金化していないので本当に勝ったとは言えません。
投資というか、ビジネスは出口戦略が最も重要だと思っているので、現金化(利食い・損切り)の時期をきちんと考えていきたいと思います。

追伸
自分の持っている証券会社ではTOPIXとの比較表が出ていないので、TOPIXとの比較はできないですが、今後はTOPIXとの比較を行っていきたいと思います。



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