インデックス投資家からの脱却 (アンチインデックス)

インデックス投資を嫌うブログ主による駄ブログです。

システムディ利確しました & 個別銘柄

中間決算で上方修正を出したシステムディを今週利確しました。
システムディについては昨年から買い煽りをしていたのですが、誰も注目しているようには思えませんでした。
とりあえず自分の選択した銘柄が上がって良かったです。

この会社は業績の季節性が強く、第3四半期単期では赤字を計上するので、その決算発表後に失望売りが出るかと思います。
そこで買っても遅くないと思います。
今の株価で買っても報われると思いますが、安く仕込めるチャンスはいくらでもあると思います。
ただ、業績以外の「地方公会計制度の改正」という国策である大テーマが注目されればさらにイナゴが寄ってきて上がる可能性もあるので、仕込みは難しいところ
ラジオ日経に創業者が出演した回もあるのでよかったら聞いてください


本日6/16、会社帰りに四季報を買いました。数年前に買って売った
6284 日精ASB機械
3844 コムチュア
が業績順調&上場来高値圏になっており、そのまま持ってタラレバと思いました。
PFの銘柄をとっかえひっかえするよりただ待っていただけの方がパフォーマンスが良かったです。
Twitterを見てると天才トレーダー達がスイングトレードで月間利益+20~+100%出したりしていて、それに影響を受けて自分も慣れないスイングなどをしていますが、損失ばかり出しています。
ポジポジ病、相場中毒になっているので本当に治したいと思っています。(多分)

んで、本日発売の四季報を適当にめくって見つけた個別銘柄の紹介

2436 共同PR
利益剰余金の欠損も解消され、復配の期待があります。
会社予想のEPS160円程度を信じるなら現状の株価は割安圏にあるかと思います。
ただ、第1四半期の進捗は良くなかったので要注意。過去には下方修正も出していますし会社予想をそのまま信じるのは無謀かもしれません。
会社予想を2割引きして考えるとEPS128円程度。
今日の終値でPERが約10倍
実質無借金で経営もまあ健全。
復配狙いで買っても3か月~半年持っていれば報われると思います。
ただ、出来高が小さくスプレッドも大きいのでまとめて買う事は難しいです。


4746 東計電算
目を付けた理由は
・好業績
・チャートが良く見える
・浮動株少なく機関投資家がまだあまり買ってない(と思う)
・無借金
・増配傾向
です。

この銘柄も出来高は少なく、まとめて買うというのは難しい!
事業内容は今から調べますが、システム屋です。
俺ってシステム屋好きだなぁ、、、、


では、良い週末を。


ディープラーニングが人間の仕事を奪うことはまだないと思われる

先月「ディープラーニングが分かる数学入門」と言う本を大半読んで、ディープラーニングについて概要を学習しました。
ディープラーニングについて学習の数学的理論の概要を学んだ私の感想は
「ディープラーニングが人間の仕事を置き換えるという事態はあまり進まないと思う」です。
ディープラーニングの概要しか学んでいないので偉そうなことは言えないのですが、ディープラーニングが行っている事は、結局は一般化線型モデルの拡張であるに過ぎないと私は理解しています。
一般化線型モデルはもう色々な分野でかなり使われていますが、それが人間の職を奪うという事はあまり発生していません。

私が関わった仕事で言うと、信用リスクの定量化という課題において多変量のロジスティック回帰モデルはかなり良い精度で信用リスクの定量化作業を行えます。
しかし、信用リスク定量化のモデルを使用する大前提として
・定量化モデルを作り出すための財務データが大量に必要
・その財務データを機械に分かりやすい形(CSVなど)で整理するのは人間
・財務データを入手できない場合は定性的データに頼る場合もあるが、それらを数量化するのは困難(できない事もない)
ハードウェアに関して昔は「ソフトがなければただの箱」と言われていましたが、機械学習やディープラーニング等のソフトウェアに関しては「データがなければただのバカ」と言えると思います。
われわれ人間は基本的なデバイスとして、目、耳、手指、肌、鼻、口などの感覚器が存在し、それらを用いて絶えずデータを収集しています。また、それらを統合する高機能なソフトウェアである脳を携えています。
一方、コンピュータは根本的には0と1の信号しか理解できない上に、上に挙げたような高度なデバイスを備えておりません。
はっきり言って知能(何を知能と定義するかにもよりますが、)に関しては人間に勝つような道筋はまだ見えてないと言って過言ではありません。


もちろんアルファ碁に見るように、
「活用する環境が限定的」かつ「ある程度定型化された作業」であれば人間を超える活躍は見せると思います。
例えば肺や腸の画像診断などではかなりの活躍を行うと推測します(というか、もう活躍している?)

そもそも、囲碁しかできないアルファ碁を人工知能と呼ぶこと自体に私は疑問を感じています。
あなたは目の前の人間が囲碁しかできず、しゃべることも目配せすることも言葉を発することもできず、意味のあるジェスチャーもできないとして、そのような人間に知能があると認識できるでしょうか?
私は認識できないと思います。

現在のディープラーニングという手法はもちろん画期的なのでしょうが、いわゆるシンギュラリティを起こすようなテクノロジーとは思えません。
現状のディープラーニングの枠組みでシンギュラリティが発生すると考えた場合、私は以下のような事が実現しないとダメだと考えています

1:人類の視覚、聴覚、触覚などを高度に入力できるデバイスが世界の至るところに存在する。
至るところとは自宅、職場、医療現場はもとより、パチンコ屋や居酒屋も含みます。また、南極、サバンナ、密林など人数は少ないながらも人間が生活を営んでいる場所全てです。
2:1で入力された情報を瞬時に演算できる演算装置が存在し、それらを統合できるハードウェアとソフトウェアが存在する。

上記のような事態はほぼ起こりえないので、ディープラーニングの枠組みの中でシンギュラリティが発生するとは思えません。

まとめ
・受動的に入力されるデータが無いと何もできないプログラムはいくら高度でも知能とは言えない。
・ディープラーニングの枠組みの中でシンギュラリティは発生しないと思う。

書評 「人工知能は人間を超えるか」

人工知能について、「人間の仕事を置き換える」だのなんだのうんこみたいな経済誌の煽りがすごいので学んでみようと思って入門書っぽい本を買って読みました(記事末尾のリンクの本)。んで、読んでみての感想
良い点
・人工知能開発・研究の歴史と現状についてざっと書いてあり、教養としてはOK
・一応参考文献の明示あり

物足りなかった点
・数学的記述などはなく、人工知能について「学べる」のではなく「なんとなく分かった気になる」だけ

本の帯には「AIはビジネスマンの最強の教養である」と書いてあり、教養本の域を出ないなぁという感じでした。
Amazonでレビューするなら私は星3つです。


人工知能とか機械学習について「学ぶ」のであればもうちょっと専門的な本を読むべきだと思いました。
いろいろググったら、人工知能とか機械学習の理論を理解するには
・線型代数
・確率・統計
・微分・積分
の知識が必要とのこと。

どのレベルの知識が必要になるのかは分かりませんが、
私の個人的な今までの経験として「概要を理解できるレベル」の知識としては
線型代数:行列の演算と逆行列、直交とは何か、固有値と固有ベクトルとは何か
確率・統計:回帰と相関、ベイズ、検定と推定、ロジスティック回帰モデル、主成分分析の基礎(これは線型代数とも関わってくる)
微分・積分:導関数の意味、原始関数の意味、微分方程式の基礎
ぐらいが分かっていればある程度大丈夫だと思います。
足りないところは付けたしで勉強すれば良いだけです。

私は業務で上記の知識を使わなくなって久しいので、かなり忘れています。

株主優待制度に思う事

桐谷さんが注目されて以降、株主優待が花盛りです。
日経でもこんな記事が出ました。(有料記事です)
日本株に優待バブル 裏技でタダ取り、株価高止まり…

上記の記事では株主優待制度の問題点として
1:逆日歩リスクの上昇
2:機関投資家と個人投資家で不公平が生じている(配当軽視)
3:株主優待が株価を下支えしており、株価が高止まりしている(そのため企業買収などが発生しにくくなっている)
を挙げています。
私は個人投資家なので上記のうち実際に関係あるのは
1:逆日歩リスクの上昇
ぐらいです。
ただ、私は株主優待制度をクロス取引で取得するという事はほとんどしておらず、
取得する場合も一般信用取引を用いているため逆日歩リスクを被ったことはありません。
個人投資家にとっては株主優待制度ならびに株主総会出席時のお土産は嬉しい恒例行事となっております。
ただ、私自身は上記記事以外に株主優待制度は以下の問題点を抱えていると考えます。


1:課税の不公平 
株主優待ブログや株主優待マニアのTwitterなどを見るとクオカードを何枚も取得している様が観察できます。
クオカードは換金性が高く、実質現金を支給しているのと同様だと思われます。
会社が従業員に記念クオカードなどを進呈する場合は所得税の課税対象となっているとの事です。
株主優待のクオカードにしても、雑所得なのか配当所得なのかは分かりませんが課税対象の所得として扱われるべきだと思います。
ただ、現状は税務署も把握していないと思われ、株主優待でクオカード等の金券を大量に取得したら税務署から指摘されたという話は聞きません。
ここに源泉徴収される配当課税と株主優待による所得の課税の不公平が生まれていると思います。
日本株全体のクオカードならびに類似の金券による所得の移転はかなりの額(少なくとも数億円)に上っていると思われますので、真面目な一納税者としては課税の不公平をなくすため、税制の変更または株主優待制度の見直しが必要だと考えています。


・株主平等の原則に反している。
これは上記記事の2番で指摘されている事と同じです。
100株の株主でも10000株の株主でもクオカード1000円を支給されるという株主優待制度の場合、株主平等の原則に明らかに反しています。
クオカードを支給するコストは少なからずかかっているわけで、そのコストを株数で割ると、最低単元株主が明らかに得をしている状況だと思います。
1株当たりに治せば微々たる額かもしれませんが、大口株主は怒っても良いと思います。


・企業統治の問題
株主優待精度を導入している企業は個人の安定株主が多くなるというお話があります(エビデンスは不明)
安定株主が増えるのは一面では経営の安定性が増して良いと言えるかもしれませんが、その安定性が問題となる状況も発生すると考えています。
以下は極端な例です。

ex.
株主構成比率
創業者兼代表取締役:20%
優待目当ての個人:40%
その他機関投資家等:40%

上記のケースで
創業者による乱脈経営が行われ、機関投資家等は経営者の解任が必要だと考えている場合、
優待目当ての個人は株主総会の議案書をきちんと読んで議決権行使書に自分の意見を書いて提出する、または株主総会に出席して株主提案を行うなどを行うとは考えにくいです。
そのため優待目当ての個人が所有している40%の議決権は実質白紙委任状となり、株主による創業者の乱脈経営を止める手段は無くなっていることになります。
そのまま乱脈経営を続けると会社の経営は苦しくなり、いずれ会社は株主優待を行う余力も無くなります。
その場合個人投資家は優待を受け取れなくなって不幸になり、株を投げ売りして株価は下落。

上記の場合は自分の好き勝手な経営を行った、たかが20%の株しか持っていない創業者が得をし、残りの80%の株主が馬鹿な目を見るという結果になります。
株主優待制度が企業統治における株主の正常な行動を妨げているというエビデンスはありませんので、私の主張は的外れかもしれません。
ただ、個人株主も経営者も株主優待という易きに流れているという状態はある程度あると思います。(これもエビデンスは無い)
以上、適当に思ったことをつらつらと書きました。
私自身の株のリターンは相も変わらず酷いです。